iPhoneの故障はどういったことが多いのでしょうか?

iPhoneの電源が全く入らない!

2018年02月17日 17時32分

どうして電源が入らないのでしょうか?一時的な不具合なのでしょうか?それとも水漏れが起こっているのでしょうか?一般的には内部の基盤の電源部分に関係する箇所の破損です。チェックするにはスリープボタンの長押しをしてみましょう。通常通りに電源が入って立ち上がるならば大丈夫です。そうでなかったら次の方法を試してください。
 
原因を切り分ける作業をします。
■充電が全くない!
電源を立ち上げるほどの電池残量がない場合です。この場合は電源が立ち上がってきません。充電器を差し込んでみてください。iPhoneの画面を見て充電表示がなくても、その状態で20分程度待ちます。
 
もしも、充電がなかった場合は15分程度経過すると、充電中の表示がでてきます。スリープボタンを長押しして起動すれば異常なしと考えていいです。
 
■さきほどまで充電残量があったのに、気付いたら電源が落ちている場合
 
まずは、通常通りスリープボタンを長押ししてみます。それでも立ち上がらなければ、強制再起動をします。強制再起動の方法は機種によって違います。
 
iPhone7やiPhone7 Plusの場合は、ボリュームボタンの下とスリープボタンを同時に10秒以上押します。
それ以外のiPhoneならば、スリープボタンとボリュームボタンを10秒以上長押しします。
 
これらふたつを試してみても電源が入らない場合は、基盤の破損か水濡れでしょう。もう、自分でできる方法はありません。修理に持ってゆきましょう。
 
電源が入らないような状態を避けるためにどうすればいいのでしょうか?
まずは落下・水濡れを防ぐのは基本の「き」です。それ以外に考えられることはiPhoneの中のデータがメモリ容量の上限に近い場合です。定期的に電源を落としていない場合も起こります。
 
メモリの問題ならば、本体のデータの一部をiCloudにあずけましょう。本体の不要なデータを削除するのも有効です。なんとかして、メモリ容量をあけましょう。
 
そして、3日に1回でもいいので、電源を切ってiPhoneを休ませてあげましょう。そうすれば不具合も少なくなります。
 
 
■突然画面が真っ黒になって電源が落ちる!
 
落ちてしまう原因はどこにあるのでしょうか?落ちる頻度も違います。1日に何度も落ちる場合もあります。また1ヶ月に2回程度の場合もあります。その頻度によって原因や対策が異なります。
 
1日に何度も落ちる場合は、普通の状態では起こりえません。可能性が高いのは、ソフトウェアの不具合か、iPhone内部の基盤の故障です。
 
1ヶ月に2回程度の場合は、それほど気にしなくてもいいでしょう。スマートフォンは精密な構造になっています。電話型のパソコンと言ってもいいでしょう。パソコンの場合は使い終わったら電源を切るでしょう。それと同じで本当ならばiPhoneも電源をオフにしてあげる必要があります。
 
電源を切ることによってiPhoneは安心して眠ることができます。人間と同じように睡眠をとってあげましょう。時々でいいですよ。データの量がメモリ容量に近い場合も突然画面がまっくろになるケースもあります。
 
では、どのように対策をすればいいのでしょうか?
まずは、iPhoneを眠らせてあげるので、3日に一度のペースで電源の入れ直しをしましょう。
別に長時間落とすことはありません。20秒もあれば大丈夫です。
 
3日に一度程度で電源を落としているのに、電源が頻繁に落ちるとか一日に何度も電源が落ちる場合も正常ではないです。iPhoneのデータが容量の上限に来ている可能性が高いです。iPhoneが限界になってきて電源を落とすように指示している可能性があります。不要なデータを削除し、普段使わないデータはiCloudに預けておけばいいでしょう。
 
ソフトウェアアップデートでも最近にすれば、電源が落ちなくなる場合もあります。それでも直らないならば、iPhoneを初期化してみましょう。もちろんバックアップをとってからの話になります。初期化したあと、しばらくはデータを入れないようにしてください。様子を見て何もトラブルにならないならば、ソフトウエアの不具合だったのです。
 
端末を初期化しても、何度も落ちる症状があれば、iPhone内部の基盤故障が濃厚です。早めに修理をしないと取り返しがつきません。
 
 
■フリーズしてしまい、画面から動かない場合
 
電源が落ちる場合と似た症状です。フリーズしたら、マルチタスクで起動しているアプリをすべて修了してください。マルチタスク画面にするには、ホームボタンをダブルクリックしましょう。表示されているアプリを上にひきあげればOKです。
 
アプリを修了させても改善しないならば、一度電源を落とします。スリープボタンの長押しで大丈夫です。
理想的には本体が不安定になっていますから、バックアップを取ってから電源を落としたいです。しかし、フリーズしてしまうので、そのまま電源を落としてください。20秒ほど待って、電源を入れて問題がなければ一時的な不具合だったと考えられます。
 
スリープボタンを押しても電源が落とせない場合は、強制再起動です。正常に待ち受け画面になれば一時的な不具合です。
iPhoneに負荷がかかるとフリーズします。ここでご紹介した方法を試していてください。
 
フリーズしないようにするにはどうすればいいの?
これは電源系のトラブルの一種になりますから、3日に1回程度の頻度で電源を落としましょう。フリーズする状態はなくなります。データ量が多すぎる場合もフリーズの原因です。できるだけクラウドにデータを預けるようにしましょう。
 
いろいろな不具合がiPhoneに見つかりますが、良くあるものをピックアップしました。
いかがでしたでしょうか?これ以外にも、充電器を指しても充電マークが付かないとか、充電を満タンにしても、あっという間に少なくなるような症状もあります。突然ネットが使えなくなったり、電場が繋がらなくなったりとかもあります。スピーカーの故障も困りますね。声や音が聞こえないとやっかいです。
 
また別の機会にご紹介したいと思います。